首の負傷で欠場していた東京女子プロレスの〝魔法少女〟こと坂崎ユカが完全復活を遂げた。

 2024年から海外マットを拠点に活動するため、団体と自身の10周年興行となる12月1日後楽園大会を最後に、団体を卒業することを5月に発表。だが、6月に首の負傷によるドクターストップで欠場を余儀なくされ、瑞希と保持していたプリンセスタッグ王座を返上した。長期欠場に伴い、卒業マッチは12月6日の東京・北沢タウンホール大会に変更となった。

 復帰戦となった27日の後楽園ホール大会では、瑞希とのタッグ「マジカルシュガーラビッツ(マジラビ)」でハイパーミサヲ、原宿ぽむ組と激突。

 約4か月ぶりのリングに立つと、ミサヲの号令で観客から「復帰おめでとう!」と祝福され満面の笑みを浮かべた。ところが、敵軍から渡されたケーキを喜んでいると、顔面にぶちまけられクリームまみれに。完全にペースに奪われ劣勢を強いられた。

 それでもマジラビが得意とするダブルのプランチャを放ち、一気に流れを引き寄せる。さらに敵軍スプレー缶を奪い取り、顔面に吹きかけ形勢逆転に成功。好連係で攻め立て、最後は坂崎がマジカルメリゴーランドで、原宿から完璧な3カウントを奪った。

仕返しに?ハイパーミサヲ(下)の口をふさぎフォールする坂崎
仕返しに?ハイパーミサヲ(下)の口をふさぎフォールする坂崎

 試合後、坂崎は「ただいま!」と瑞希に抱きつき熱い抱擁を交わした。「よかった! ゲート前で瑞希と待っている時、この時間が宝物だなって思いました。あの瞬間に勝るものはない!」と興奮気味で語り「東女らしくて、とてもハッピーな気持ちになりました」と笑顔をのぞかせた。

 卒業まで残り1か月弱。「時間は限られてるので全員と戦えるかわかんないんですけど、できる限りのことは全部やって楽しみたいと思います」と腕をぶした。