虎党の大声援も問題なし!? オリックスは28日から始まる阪神との日本シリーズに向け、23日に京セラドームで全体練習を行った。

 リーグ3連覇を果たし、CSファイナルステージも4勝1敗で堂々の突破。3年連続の出場となる日本シリーズでは〝関西ダービー〟が実現し、敵地の甲子園だけでなく本拠地・京セラまでもが阪神ファンで埋め尽くされることも危惧されている。となれば、ホームだろうがビジターだろうが圧倒的な声援で常にアウェーの雰囲気に圧倒されてしまう可能性もある。

 だが、プレーする選手たちはあまり気にしていないようだ。その〝根拠〟となっているのが、同じく熱狂的な応援で知られるロッテの本拠地・ZOZOマリンスタジアムでの経験だった。

 宇田川優希投手(24)は「たくさんのお客さん、すごい声援の中で投げたんですが、逆にそっちのほうが力が入りやすかったですし、そういうのはプラスに考えるほうなので」と力を込める。さらに「自分がいいピッチングをしていたら(リズムに)乗るんですが、相手にいきなり打たれたり、フォアボールを出したりしてピンチの時こそ飲まれないことが大事になってくるので、そこだけ気をつけたいです」としつつ「その中でも自分のピッチングをして、逆に相手を圧倒できればと思います」と意気込む。

 さらに、小木田敦也投手(25)も「(ロッテ戦と)変わんないかなと思うんで。阪神は歓声とかがすごいと聞きますけど、気にすることはないかなと思います」とキッパリ。今季は厳しい場面での登板も多く、チームのピンチを救ってきたからこそ「マウンドに上がるって決まったら、まず3人で抑えることしか考えてないです。マイナスのことを考えず、常にプラスに捉えて、いつも通り投げていけたらと思います」と頼もしかった。

 相手を鼓舞する大応援をも力に変え、2年連続の日本一を目指す。