阪神にひと泡吹かせたい! ロッテをCSファイナルステージで4勝1敗で下し、3年連続で日本シリーズ進出を決めたオリックスが、阪神との「関西ダービー」に燃えている。
中嶋聡監督は阪神の印象について「セ・リーグのことなんで…」「(交流戦は)僕は体調不良で出ていないので全然分かりません」ととぼけたが、主砲の森は「交流戦3試合だけだけど、ウチと似ているというか、すごいチームワークになっていると感じた」と口にし、守護神の平野佳も「京セラが阪神ファンでいっぱいにならないように…」と大応援のスタンドを含めて警戒心を強めている。
オリックスと阪神は関西の〝お隣さん球団〟で選手はもちろん、職員同士の交流もある。球団関係者は「特にライバルとか、敵対心を持っているとかではない」と友好関係を強調しているほどだ。とはいえ、向こうは歴史ある超人気球団だけに後塵を拝してきた部分も多い。
関西ファンの圧倒的多数を誇り、今回の59年ぶりの関西ダービーも京セラドームが虎党で埋まることが懸念されるなど、人気面は遠く及ばない。試合の地上波中継や情報番組などメディアの露出度も比較にならず、オリックスは3連覇してもまだまだ目立たない。
球団内では「人気面は仕方ないし、超えられるものではない。でも阪神さんばかりが取り上げられてきたので、ウチのファン含めて引け目を感じていた部分はありますよ。大阪のチームはウチなのに、って。営業の相手先に気を使われていたほどでしたから…」との声も聞かれていた。
そんな長年の〝劣勢〟に一矢報いるチャンスが到来。「今回は実力でやり返すことができる。できれば虎ファンで埋まる甲子園で優勝を決めたら痛快でしょう。静まり返らせたいですねえ」との願望も出ている。28日からの決戦は京セラドームから始まり、甲子園Vには4連勝か、4勝1敗しかない。敵地で虎ファンがぼう然とする中で究極の〝KY胴上げ〟実現なら、オリックスの憂うつも少しは晴れるかもしれない。












