ソフトバンクは6日のDeNA戦(横浜)に6―3で逆転勝ちを収めた。先発・前田悠が5回1失点で今季3勝目。打線も先発全員安打の13安打で6得点を奪ってみせた。そんな敵地・横浜スタジアムで学生時代に汗を流した正木智也外野手(26)、庄子雄大内野手(23)が躍動した。
まずは1点ビハインドの4回、先頭として打席に立った正木は相手先発・庄司の真っすぐを完璧にとらえた。打球は左翼席中段まで届く同点アーチ。直近2試合は無安打で「少し焦って振っていた部分もあった」という中で、映像を見返して「ゆっくり振る」イメージを持ったことが功を奏した4号ソロだった。
5回は無死二、三塁と一打勝ち越しの好機で打席には庄子。「思い切って振る」という意識で3球目を振りぬくと、打球は前進守備の二遊間を抜けていった。16打席ぶりの安打が試合を決める殊勲打となった。背番号25は一塁で感情を爆発。なかなか安打が出ないもどかしさを吹き飛ばす一打となった。小久保監督は「最近ずっとノーヒットが続いていた中でも、ずっとスタメンで出続けて。今日のヒットは今まで打ってきたヒットの中でも、うれしい1本になったんじゃないか」と目を細めた。
正木は高校、大学が慶応、庄子は横浜高、神奈川大と学生時代を過ごした地での躍動。ともに家族が観戦に訪れた試合で期待に応えてみせた。正木が「目の前で打ててよかった」と語れば、お立ち台に上がった庄子は「横浜で生まれて横浜で育ったので。この球場でこういう活躍ができて、本当にうれしい」と喜びを表現した。
カード初戦を落として連勝は止まったものの、この日の勝利で対戦成績は1勝1敗。5カード連続となる勝ち越しを決めて本拠地・福岡に戻りたいところだ。












