悔しさをかみしめた。広島・床田寛樹投手(28)が20日、阪神とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦(甲子園)に先発するも、6回5安打、与四球3で3失点の結果だった。床田はCS初黒星を喫した。

 日本シリーズ進出のためには1つも落とせないマウンドだった。それでも床田は「特に何も考えずに入りました」と平常心で臨んだという。「いつも通りというか、普通にいい立ち上がりができたので、そこは良かったかなと思う」と話した。

 2―2の6回二死で打席が回ったが、代打は送られなかった。「代わると思った」という床田は「あそこで(そのまま)行かせてくれて何とかと思ったが、期待に応えられなかった。すごく自分自身、悔しい」と唇をかんだ。

降板後に新井監督(左)に声をかけられ、唇をかむ床田
降板後に新井監督(左)に声をかけられ、唇をかむ床田

 今季は自己最多の11勝(7敗)を挙げて、プロ7年目で初めて規定投球回に到達。それでも床田は「最後、結局いいところで終わっていない。後半も勝てなかったし、このままなら来年は多分きついかなと思う」と語った。

 来季に向けては「もっといいものを見せられるように、考えてやりたい」と意気込む。改善したいのは「全部」だ。「今日は勝負どころでツーシームを使えなかった。その軌道をもう1回、取り戻すことと、ツーシーム以外の球で勝負できる球をどんどんつくっていければ」と話した。