広島は20日、阪神とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦(甲子園)に2―4で逆転負けした。先発・床田は6回3失点。打線は相手を上回る10安打したが、あと1本が出なかった。同ステージでは1勝もできずにシーズンが終了した。

 前2戦と同様、この日も4回に1点を先制。しかし、その直後に床田が逆転を許した。1―2の5回に打線が奮起して同点に追いつくも、6回に床田が再び逆転された。また、8回から2番手で登板した矢崎も1失点。その後も走者は出したものの、阪神投手陣の前に得点できなかった。

 3試合の点差はすべて3点以内だったが、勝ち切れなかった。それでも新井監督は「(選手)みんな、ほんとに最後の最後までよく頑張ってくれたと思う」と称えた。あと少しで白星に届かなかったファイナルステージに「3試合ともいい試合だったと思うと同時に、やっぱりタイガースは強いなと感じた」と話した。

 それでも指揮官は就任1年目で5年ぶりのAクラス。CSファーストステージは2連勝で勝ち上がった。新井監督は「チームを預かる者として、勝てなかったところは悔いがある」と厳しい表情だったが「開幕前はすごく評価が低いチームだった。けど、それを選手が〝なにくそ〟と思って頑張ってくれた」と最後はナインへの感謝を口にしていた。