広島が2日のDeNA戦(マツダ)に4―2で勝利し、連敗を3で止めた。ヒーローは上本崇司内野手(32)だ。「4番・三塁」で先発出場し、初回一死一、三塁で先制の適時打を放つなど3打数2安打1打点の活躍を見せた。

 先発・森と一緒にお立ち台に上がった上本は、先制打に「初回からほんとにいい形で回してもらったので、またここで打たないとヤジられるなと思って、そこだけを考えて頑張りました」とちゃめっ気たっぷりに語り、ファンの笑いを誘った。

 今後に向けては「僕からは、まず西川龍馬!」と切り出し「早く帰ってきてくれ、頼む。この1か月はほんとに大事な試合になると思うので、ほんとにキミがいないと、ほんとにヤバいです」と話し、7月半ばにケガで離脱するまで4番を務めていた僚友にメッセージを送った。

 そんなチームの盛り上げ役でもある上本だが、試合中は〝笑わない男〟に変身する。「昔は(試合中も)笑ってましたけど、僕、結構スキを見せちゃうタイプなので。それで怒られたりとか…」との理由からだ。それを特に意識し始めたのは自己最多の94試合に出場した昨季からで「(それまでは)キャラクターもありましたし。でも打って塁上で笑っていても…。(それが)あんまり好きじゃない」そうだ。

 上本は「(自分は)4番じゃなくて4番目」と謙遜するが、新井監督が「本当に欠かすことのできない貴重な選手。今日は打点も挙げてくれて、送ってくれて、本当にすばらしい選手だと思う」と話すほどチームの真ん中で支えている。