ノアとの契約を9月末で終了しフリーになった中嶋勝彦(35)が、20日の後楽園大会に出場した。
試合は「中嶋勝彦NOAH後楽園ラストマッチ」と銘打たれて6人タッグ戦で行われ、中嶋は潮崎豪、マサ北宮とトリオを結成。稲葉大樹、征矢学、望月成晃と対戦した。序盤から敵軍の集中砲火にさらされた中嶋だったが、必殺の鋭い蹴りでピンチを脱出するなど、獅子奮迅の働きを見せた。
中盤にはその攻撃が北宮に誤爆。かつて健介オフィスで同じ釜の飯を食ってGHCタッグ王座も獲得しながら2年前には髪切りマッチも行った愛憎渦巻く〝弟弟子〟とはこれを引き金に味方同士でエルボーを打ち合う。それでもその後合体攻撃を見せるなど、兄弟弟子らしい姿を披露した。
終盤には再び集中攻撃から稲葉大樹に追い込まれる。それでも息を吹き返すと20年1月にW―1チャンピオンシップを奪った相手と激しくやり合い、最後はバーティカルスパイクでマットに脳天から突き刺して3カウントを奪った。
これで〝方舟の一員〟としてそのリングにあがるのは28日の福岡国際センター大会が最後となった中嶋は「福岡で改めてプロレスリング・ノアを卒業させていただきます。卒業した中嶋勝彦から目を離すなよ。キープ・ユア・アイズ・オン・ミー」ときっぱり。
続いてコメントスペースに「AXIZ」を組む相棒・潮崎豪と現れ「豪さんと、ここまでこれてうれしい」と笑顔を見せる。さらに「切磋琢磨できるいい環境がノアだった。でも、俺は一歩前に出たかった。35歳、20年目というダブルの節目に俺は一歩前に出たかった」と心境を吐露した。
潮崎と組んで丸藤正道、杉浦貴と対戦する28日のノアラストマッチに向けては「申し分ない対戦相手でもあるし、精いっぱい、俺はリングで魂を燃やすだけだ」と拳を握った。













