セ1位の阪神はCSファイナルステージ第1戦(18日、甲子園)で広島に4―1と快勝した。
同一リーグとの〝真剣勝負〟は4日の公式戦最終戦以来。約2週間のブランクもモノともしない盤石の戦いをファーストステージを勝ち上がってきた新井カープに披露した。4回に先発・村上が先制の1点を失うも、すかさず直後に森下の同点弾で、試合を振り出しに戻すなど、相手の隙を見逃さない戦いぶりは健在だ。
5回に一死から坂本が死球で塁に出ると、続く木浪は初球を右前にはじき返し、一、三塁とチャンスメーク。さらに9番の投手・村上が右翼線を破る適時二塁打で勝ち越し。好機はさらに上位打線にも波及し、なおも二、三塁から近本の中前適時打で2点を追加した。
レギュラーシーズン幾度となく見た好機での攻撃陣のつながりに「ヒットもあの回だけみたいな感じで。集中力というか、一番いいときにタイムリーが出た」と3連打と2つの四死球を絡める波状攻撃に岡田監督もご満悦。4―1と3点差の終盤7回以降は、自慢の中継ぎ陣を3イニングで4人投入し、石橋を叩いて、赤ヘル打線に反撃の機運すら作らせなかった。
唯一の懸念材料でもあった試合勘も、投打ともに感じさせない快勝に指揮官も「勝ったことによって明日以降、もうちょっとどっしりいける」と納得の表情だ。
これで1勝のアドバンテージと合わせ、ファイナルステージ2勝目。本拠地4万2641人の九分九厘が虎党の完全ホームの大声援の後押しも追い風に、岡田虎は初戦で短期決戦の主導権をきっちりと引き寄せた。












