新日本プロレス9日の両国国技館大会で、IWGP世界ヘビー級王者のSANADA(35)がEVILの挑戦を退け、4度目の防衛に成功した。
仁義なき抗争を繰り広げてきた「Just 5 Guys(J5G)」と「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の最終決戦は、両軍セコンドが四方を取り囲み場外に転落した選手をリングに押し戻すランバージャックデスマッチで行われた。しかし、SANADAのローリングエルボーがレフェリーに誤爆して無法空間となると、H.O.Tがリングを占拠して暴行を加えられるなど、大荒れの展開となった。
サブレフェリーが投入されても大事なところでことごとく半失神状態に追い込まれ、SANADAの劣勢は続く。両軍入り乱れての攻防からラウンディングボディープレス2連発を決めても、場外からディック東郷がレフェリーの足を引いてカウントを妨害。EVILの急所攻撃を食らってしまい、なかなか主導権を奪えない。
それでもメインレフェリーが復活すると、東郷を排除して、ついにリング上はSANADAとEVILの一騎打ち状態に。裏EVILを浴びながらも、EVILを切り返すと掟破りのEVILがさく裂。後頭部へのシャイニングウィザードから正調シャイニングウィザードを発射すると、最後はデッドフォールで激闘を制してみせた。
試合後のリング上には来年1月4日東京ドーム大会での挑戦が決定している内藤哲也が登場。「きっと、会場のお客さまはギフトより大合唱を求めていることでしょう。2024年、1月4日の東京ドーム、4年前の東京ドームでできなかった大合唱、皆さま楽しみにお待ちください。どうせこの後、帰ってくださいって言うんだろ? そう言われる前に先に帰るよ」と宣戦布告された。
これを受けたSANADAは「18年前、2005年に新日本プロレスの入門テストがありました。その時に受かった内藤哲也、落ちたのがSANADA。そして今日、落ちたSANADAがチャンピオンで、受かった内藤哲也がチャレンジャー。これ、夢ありませんか? 1月4日、楽しみにしてください」と迎撃宣言。
この日は放送席のゲスト解説に、恩師の武藤敬司が来場していた。最後は「今日はSANADAをプロレス界に入れてくれた武藤さんもいて、すべての方に感謝申し上げます。1月4日、東京ドームまで、SANADAはますますバク進します!」と、武藤の明言を引用して大会を締めくくった。














