巨人・原辰徳監督(65)が辞意を固めたことが3日までに分かった。今季は2年連続のリーグ4位が確定し、同一監督が2年連続でBクラスに沈むのは球団史上初の屈辱。山口寿一オーナー(66)は来季が3年契約最終年となる指揮官の続投を明言せず、去就は不透明となっていた。

 4日の今季最終戦(東京ドーム)を待たず、指揮官が静かに意を固めた。山口オーナーから3年ぶりV奪回を「必達目標」と厳命された通算17年目は誤算も相次ぎ大苦戦。優勝争いに絡むこともできず、阪神の独走を許した。

 そうしたなか、山口オーナーが先月末に「来季のことは真剣に考えなきゃいけないと思っています」「契約についてどう考えるかということも含めて真剣に考える必要があるだろうという考えですね」と発言。続投を明言せず、激震が走っていた。

 2年連続でBクラスが確定した際には「非常にふがいない戦いの中で、こういう結果になった。ファンの方には申し訳ない。その一心ですね」と謝罪の言葉も口にしていた原監督。「1年1年が勝負」と言い聞かせてきた通り、最後は自分で決断を下した。

 監督としては今季が通算17年目のシーズン。4日の今季最終戦を残し、通算2406試合、1290勝1025敗91分け、勝率5割5分7厘。リーグ優勝9度、日本一3度を成し遂げ、3度目のタクトを置く。