続投決定の判断が大きな波紋を広げている。来季も指揮を執ることが正式決定した巨人・原辰徳監督(64)。ただ、2年連続のV逸と5年ぶりのBクラスの結果を受けての続投に、ファンの間から否定的な意見も噴出した。一方で、球団OBからは「V逸の尻ぬぐいをできるのはV逸した原監督だけ」と支持する声も。その言葉の真意とは――。
監督通算17年目は波乱の船出となった。山口オーナーの続投要請に応じ、原監督が受託したのが4日のこと。山口オーナーが「2年連続で優勝を逃して、今季はBクラス。最後はあっけない終わり方でファンの皆さんには大変申し訳ない」と謝罪する事態となりつつも、再び大役を授かった原監督も「真摯に受け止めて対策を講じる」とチーム再建へ強い意志を示した。
ただ、この球団の決定にG党は敏感に反応。球団の公式SNSをはじめ、ネット上は「巨人球団へ 原監督の解任しないんですかね」「続投はあり得ない」「本当にファンの声が届かない球団だな」などと荒れた状態に…。続投の判断が結果責任を果たしていないとの印象を与えたようだ。もっとも、一方では「いろんな意見の方がおられると思いますが、決まった以上、来年の日本一を目指して共に応援します」「どんなに批判されようが原監督のファンであることは絶対に変わりません」といった肯定的な声もあった。
そんな中、球団OBの一人は「V逸の尻ぬぐいをできるのはV逸した原監督だけだろう」とキッパリと言い切った。その理由として挙げたのは「仮に原監督が退いた場合、次に監督をやる人は1年目から絶対に優勝しなければならない。3年連続V逸なんて許されない。そのプレッシャーは尋常なものではないはず。それに次に誰がやったとしても監督未経験者か、監督経験者でもブランクがある形になる。それならば今のチームを最も熟知している原監督が率いて、来年勝負をかけるほうがいいのでは」というものだった。
第2次原政権は2位で終えた2015年にピリオドが打たれた。その後を託された高橋由伸前監督は、準備期間がほとんどないまま就任。翌16年から3年連続V逸の結果に終わった過去もある。
いずれにせよ、続投が正解だったかどうかは来季の結果がすべてだ。G党内に生まれた否定派と肯定派を喜ばせる結末は、やはりV奪回しかない。












