ドジャースの先発ローテーションがますます騒がしくなっている。6日(日本時間7日)に敵地ヒューストンで行われたアストロズ戦では、先発したタイラー・グラスノー投手(32)が2イニング目に入る前に腰痛を訴えて緊急降板した。

 ただ、試合後のデーブ・ロバーツ監督(53)は精密検査を受ける必要性を口にしつつも「IL(負傷者リスト)入りになるとは思っていない」と軽傷との見解を示した。見立て通りであれば、グラスノーは今後もローテの一角として腕を振っていくことになりそうだ。同時にグラスノーが長期離脱となれば、ローテの当落線上にいる投手の居場所が確保される可能性も高まったが、現状はアクシデントが起きる前と変わらないということになる。

 チームでは開幕から不在だった左腕エースのブレーク・スネル投手(33)が来週中にも待望のメジャー復帰を果たす見込みで、ローテから1人が外れる見通しとなっている。その候補には今季1勝3敗、防御率5・97の佐々木朗希投手(24)の名前がかねて取りざたされている。

 米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」の電子版「ON SI」は、この日の状況を踏まえた上で「グラスノーがローテーションに残留できると仮定すれば、チームは右腕のエメット・シーハンか左腕のジャスティン・ロブレスキをマイナーに降格させるのではないかという見方が多く出ている。しかし、最も妥当とみられるのは、2年目の開幕から大きく調子を落としている右腕の佐々木朗希だ」と報じた。

 佐々木はオープン戦の時のような制御不能の制球難から徐々に改善を見せている。前回登板した2日(同3日)のカージナルス戦で敗戦投手となったものの、メジャーで自己最長となる6イニングを投げ切った。次回は本拠地で行われる9日(同10日)のブレーブス戦で中6日での登板が予定される。メジャー残留かどうかもさることながら、剛腕のさらなる前進が注目される。