ドジャースのタイラー・グラスノー投手(32)は6日(日本時間7日)に敵地ヒューストンでのアストロズ戦に先発し、初回マシューズに先頭打者弾を被弾するも2番アルバレスから見逃し三振を奪い、通算1000奪三振を達成した。MLB公式サイトによると、793イニングでの達成は先発投手ではメジャー最速だ。

 しかし、2回の投球練習中に腰痛を訴えて緊急降板した。チームは3暴投で逆転すると、パヘスの3本塁打などで12―2と大勝した。開幕から3勝無敗、防御率2・72と好調の右腕が離脱するとなると一大事だが、試合後のグラスノーは何度も経験していることから落ち着いていた。

「けいれんみたいな感じで急に力が入らなくなった。高校の頃から背が高いからなのか、年に何回か起きる。ウォームアップの1球でそれが出て、そのあともう1球投げようとしたけど、前かがみになるのもきついくらいだった。でもそんなに深刻じゃない。これまでも何回か経験してるし、良くなれば普通に戻るものだから、そんなに長引くことはないと思う」

 復帰時期についてはこう説明した。「長くなるときもあれば短いときもあるけど、今のところそこまで悪い感じはしない。いつもそこまで長引くことはない。ただ、休んだ分はまた調整し直さないといけないから、できるだけ早く戻りたい。でも無理して悪化させるつもりはないよ。そんなに心配はしてないけど、様子を見るしかない」

 最速で達成した1000奪三振については「いいよね。すごくクールな達成だと思う。ただ、2回に降板しなければもっと良かったけど。でも後から振り返ったときに、いい思い出になると思うよ」

 ロバーツ監督は試合後の会見で「これまでの経過を見るとIL(負傷者リスト)入りするようなケースではなかった。数日、2~3日程度、登板を後ろにずらす形で対応してきた」と説明するとこう続けた。

「現時点の理解としては、ロサンゼルスに戻ってMRIを受けて、これまでと同じような状態かどうかを確認する。そこから判断していく形だね。IL入りになるとは思っていないし、彼自身もそうは思っていないはずだ」

 MRIの結果次第だが、現時点でIL入りして長期離脱する最悪のケースに発展する可能性は低そうだ。