中日・根尾昂投手(23)の二軍戦初勝利がまたもおあずけだ。16日のウエスタン・阪神戦(バンテリン)に先発した根尾は6回7安打2失点ながら打線の援護に恵まれず5敗目(0勝)。根尾は「狙って打たせたりとかは場面によってはできたところもあったが、基本的にムダ球が多かった」と反省点を挙げた。
それでも「前回登板(6回途中6失点だった2日の阪神戦)に比べるとよかった。新しい変化球(カーブ)を試したりしながら収穫が多かったかなと思います」と手応えも感じている。この日、プロ入り最多の127球を投げたことも「まだまだ投げられると思いますが、ただ(途中から)球威が落ちていたのも事実。次の登板に向けてリカバリーしてもっと強い球をいっぱい投げられるように準備したい」と今後の成長につなげるつもりだ。
二軍でまだ一つも勝っていない根尾だが、OBの間からは「根尾を一度、一軍(の先発)で投げさせてあげたいね」という声が高まっている。勝ち星はないものの7回先発してクオリティースタート(先発6回以上、自責3以下)は5回。投手出身のOBは「(二軍で)先発投手としての役割は十分果たしている。試合を壊すこともないし、次は一軍の打者と対戦してどういう課題が出てくるか。それは一軍で投げてみないとわからないからぜひ試してほしい」と熱望。
二軍で0勝5敗という成績についても「根尾が先発しているときは打線の援護がまったくない(根尾が先発した7試合のうち4試合が完封負けでその他の試合も最高が3得点)。味方が点を取ればもっと余裕を持って投げることができる。案外、一軍で投げたら勝つかもしれないよ」と期待している。
中日は残り38試合。果たして今季中に根尾が一軍の先発マウンドに立つ日は来るか――。











