西武・中村剛也内野手が15日に40歳の誕生日を迎えた。12日のロッテ戦(ZOZOマリン)で11号2ランを放ち、通算本塁打数は球団OBで恩師でもある土井正博氏に並ぶ465本(歴代12位タイ)。記録についてはあまり語りたがらない中村が「まあまあ先のことになりますけど、500本は打ちたいと思います。1本1本積み重ねていきたいです」と唯一公言する目標の通算500号まで、あと35本に迫った。
長いNPBの歴史の中でも500本塁打到達者は1位:王貞治(868本)2位:野村克也(657本)3位:門田博光(567本)4位:山本浩二(536本)5位:清原和博(525本)6位:落合博満(510本)7位:張本勲、衣笠祥雄(504本)の8人しかいない。西武一筋22年、不惑を迎えた中村がこの目標をクリアするには、今季の残り42試合であと何本を上乗せすることができるかが、来年以降に期待される大台到達への足掛かりとなる。
今季は5月の右外腹斜筋損傷、7月の体調不良で2度の出場選手登録抹消があり、ここまで58試合の出場で11本塁打。計算上は残り試合で7本を上乗せする18本塁打ペース(通算472号)となっている。
これまでに歴代3位となる6度の本塁打王に輝いた中村のプロ野球人生は、ケガとの戦いでもあった。その離脱期間がなければ本塁打王回数の上積み、そして500号到達もすでにクリアされていた可能性は高い。
2021年オフに結んだ2年契約は今オフで切れるが、もちろん球団は生え抜きとしてライオンズ一筋での500号到達を全面バックアップするスタンスを変えることはない。
中村は「あまり年齢のことを言われるのは好きじゃない」とこの手の質問には不快感を示すが、首脳陣は大打者の肉体的疲労を考え、今季からDHに専念させている。逆に言えば、中村の大台到達の絶対条件は「大きなケガをしないこと」だけなのかもしれない。












