立浪竜が痛恨の逆転負けで後半戦開幕を落とした。最下位・中日は22日の広島戦(マツダ)に3―5と敗れ、2連敗。借金は再び「15」となった。
若き大砲の一発も勝利には結びつかなかった。高卒4年目の石川昂弥内野手(22)が自身初となる2桁本塁打を達成。2回先頭の第1打席で、相手先発・森下の129キロチェンジアップをとらえると、打球は弾丸ライナーで左翼席へ突き刺さる先制の10号ソロとなった。
球団で高卒選手が4年目以内で2桁本塁打を達成するのは1993年の種田仁以来、30年ぶりの快挙。「そんなにいなかった中で、僕が打てたのは良かったです」と喜んだが、今季20本塁打を目標に掲げているだけに「2桁というのは一つの目標なんで、通過点ですね」と気を引き締めた。
これで7月に入って5発目。この日は4打数1安打で月間打率は3割9分3厘と好調をキープしている。
しかし、打線は1点ビハインドの5回に龍空の左犠飛で同点に追いつき、3点を追う8回は岡林の中前適時打で3点目を奪うので精いっぱい。8回まで相手先発・森下の続投を許し、攻略できなかった。
この日は投手陣も踏ん張れなかった。先発の高橋宏は6回6安打2失点(自責1)と試合をつくったが、2―2の7回から登板した2番手・勝野が先頭の森下に二塁打を許し、一死三塁で野間に勝ち越し打を献上。さらに秋山に四球、上本の安打で一死満塁のピンチを招いて交代したが、3番手・斎藤も2点適時打を浴びた。
防御率1点台を誇る勝野だが、6月3日のオリックス戦(バンテリン)で2失点して以来、登板13試合ぶりの失点で今季2敗目を喫してしまった。












