立浪竜の後半戦巻き返しのキーマンは…。中日は17日の阪神戦(甲子園)に1―4で敗れて連勝が3でストップ。前半戦は34勝48敗2分けの借金14で終え、2年連続の最下位ターンとなった。
チーム防御率はリーグ2位の2・92。しかし、チーム打率は2割4分2厘でリーグ4位ながら得点は244と、リーグ5位の広島に49点差もつけられてのリーグワーストにあえいでいる。単打は出ても好機で〝あと1本〟が出ず、タイムリー欠乏症に陥っている。
立浪監督の前半戦の戦いぶりについて、本紙評論家の得津高宏氏は「投手陣は頑張っているが、野手陣がちょっとふがいなさすぎる。得点力さえ上がれば、最下位でターンするようなチームではない。バントや盗塁、エンドランなど、どんどん仕掛けていくべき。バントの失敗も目立つが、失敗した選手は翌日には打撃練習はせずに、バントだけやらせるぐらい練習した方がいい」と指摘する。
その上で、後半戦のキーマンには高橋周平内野手(29)を指名。前半戦は主に代打や守備要員として59試合の出場にとどまり、打率2割6厘、0本塁打、10打点だったことで「はっきり言って、この打率では並以下のバッター。最低でも2割5分は打たないと。タイミングを取るのが遅いから差し込まれているし、左の軸足にも全然体重が乗っていない」と手厳しく語った。
それでも「まだ20代で、老け込むような年ではない。三塁は若返りもあって石川昂弥に譲っているが、代打の切り札になってもいいし、阪神の大山のように一塁スタメンの座をビシエドから奪ったっていい。それにはとにかく打たないと。死にもの狂いで走り込んだりして、後半戦に意地をみせてほしい」とゲキを飛ばした。
得津氏が期待を寄せる高橋周が後半戦はチームを勝利に向け、力強くけん引できるか。












