中日は17日の阪神戦(甲子園)に1―4で敗れ、連勝は3でストップ。1998年7月以来、25年ぶりとなる甲子園での同一カード3連勝を逃した。これで前半戦は34勝48敗2分けの借金14で終え、2年連続で最下位ターンとなった。

 先発した涌井秀章投手が大誤算だった。初回にいきなり二死一、二塁から5番・佐藤輝に右中間へ先制の3ランを被弾。2回には相手先発の西純から中前適時打を浴びた。3回も先頭の中野に右翼へ二塁打、大山の遊撃内野安打を許し、一死一、三塁のピンチを招くと、楽天から移籍後最短の2回1/3で降板を命じられた。

 結局、6安打4失点で両リーグワーストの10敗目を喫した。球団で前半戦までに2桁敗戦したのは1997年に18試合で2勝11敗した前田幸長以来、26年ぶりの屈辱となった。

 痛恨の先制3ランを浴びたことに「単純な投げミスだと思う。(佐藤輝の直前で)ノイジーに出した四球が結果的に痛かった。佐藤君の打てるところに投げてしまった。失投です」と悔しがった。

 19年目右腕は今季から中日に移籍し、自身初めてのセ・リーグ。前半戦は打線の援護にも恵まれず、15試合に登板して3勝10敗で折り返すことになった。「先発としての仕事はやっぱり勝つことだと思う。それで借金がこれだけあると、チームも乗っていけないと思うので。後半一つでも取り返せるようにやっていきたい」と巻き返しを誓っている。