不振に陥っていた月間MVP男がついにお目覚めだ。中日・細川成也外野手(24)が7日の広島戦(バンテリン)に「6番・右翼」で先発出場すると、3安打3打点の大暴れ。スランプで4月22日の阪神戦(バンテリン)以来、クリーンアップを外れたが、6月8日の西武戦(ベルーナ)以来、約1か月ぶりに猛打賞をマークした。
焼き肉パワーのおかげのようだ。いきなり初回二死満塁の好機で相手先発・九里の初球、145キロ変化球を捉えて中前へ2点適時打を放ち、先制点をもぎ取った。2点リードの4回無死一塁でも中前打、さらに6点リードの5回二死二塁では左翼線を破る適時二塁打でダメ押しした。
現役ドラフトでDeNAから移籍すると、5月は月間打率が3割6分(100打数36安打)、5本塁打、17打点と低迷するチームの中で気を吐いた。しかし、ここ7試合では31打数3安打で打率9分7厘、18三振と不振を極めていた。
それだけに「ここ最近まったく打てていなかったので、いつもお世話になっている慎之介さんであったり、昨日は涌井さんにご飯(焼き肉)をお誘いいただいて、本当にパワーをいただきました。ありがとうございます」と感謝した。
打率を3割ちょうどに戻し、46打点はリーグ3位タイに浮上。試合前まで「打っていても感覚的に違う。映像を見てもタイミングだったり何もかも全部がおかしい」と迷路にはまり込んでいたが、打のヒーローとなり「今日は感覚的にも良かった。良いときの形のヒットもあったので、明日からも続けていけるように、チームに貢献できるように頑張っていきたい。いかに頭を整理させて打席に入るか。あまり考えすぎず、マイナスなこともよぎったりしないようなメンタルも大事かなと思う」と前向きに話した。
復調気配の細川のバットが、またここからチームを力強くけん引する。












