今季スタートの〝最も期待外れな選手〟としてパドレスのスーパースター、フェルナンド・タティス・ジュニア外野手(27)が挙げられている。チームはリーグ西地区で首位ドジャースを0・5ゲーム差で追いかけ、タティスは打率2割6分1厘、31安打、チームトップの9盗塁をマークし、ボガーツ、マチャドとともに打線の中核を担う。ところが、139打席に立っていまだ本塁打ゼロ。4年連続で20本以上を打ってきたスターに何が起きたというのか。

 タティスは米メディア「ジ・アスレチック」に「いったい何が起きているのかまったく分からない。とにかくコートに出てひたすら努力し続けるしかないんだ。できることはすべてやっている。試合前、試合後に打席に立って練習しているが、状況は好転しない。どうすればいいのか。原因を突き止めようとしているんだ」と苦しい胸中を明かしている。

 今シーズンの特徴としてゴロが多く、引っ張る打球が減っていることが指摘され「MLB公式」は「139打席で本塁打なしはキャリアで最長の不振だ。強烈な打球を放っているものの、長打につながるコンタクトができていない」とした。

 一部のメディアでは放出要員として名前が挙がり「エッセンシャリースポーツ」は「憂慮すべき事態」としてメッツ・リンドアとのトレードをMLBアナリストらが議論しているとも伝えた。一日も早いタティスらしい一撃が待たれる。