大谷翔平投手(31)の登板時の打席についてロバーツ監督が頭を悩ませている。次戦5日(日本時間6日)のアストロズ戦に先発予定となっており、ロバーツ監督は打席に立たせる方針でいる。しかし、投手として2勝1敗、防御率0・60と抜群の安定感を示しているのに対し、打者としては打率2割5分2厘、6本塁打、13打点、ここ4試合は無安打と波に乗れておらず、負担軽減を思案しているという。

 指揮官は米メディア「オレンジカウンティ・レジスター」に対して「もちろん彼に両方の職務をやってもらうことは理論的にも素晴らしいこと。しかし、彼の負担を少しでも軽減せずにそれをどれだけ持続的に維持できるだろうか。それが問題であり、明確な答えがあるわけではない」とこぼしている。5試合の先発うち打線を外れたのは2試合。今季から先発投手として「完全体」となったことで〝リアル二刀流〟がスタートしているが、どちらも結果を残していくことは簡単ではなく、フル回転が期待される10月を見据えて「投げる時は打たない」も選択肢になっている。

 米メディア「CBSスポーツ」も「投手大谷がいかにして打者大谷を凌駕し始めたか。ロバーツとドジャースはすでに先発登板時の際は指名打者として休養日を与えることをすでに始めている。大谷がマウンドに立つ機会を最大限に生かすためだ。大谷が27回先発すればサイ・ヤング賞の資格を得るのに必要な投球回数に達することにもなる」と投手としてのポテンシャルを強調し「打席では彼のレベルは以前と比べて全体的に低下している」とシビアに論じている。「50―50」を達成し、さらにサイ・ヤングを手中にする…。不可能を可能にしてもらいたいが、今のところ投手として役割の比重が大きいようだ。