広島は4日のDeNA戦(横浜)に8―11で敗れ、今季の対戦成績は6戦全敗となった。

 試合の主導権を握ったが、それも束の間だった。DeNA・竹田の立ち上がりを攻略。先頭・秋山の右前打など2安打と四球で無死満塁とすると、好調の4番・坂倉が「最高の結果になって良かった」と初球を右翼席へ叩き込む先制の4号グランドスラムで4点を先取。中11日で再登録された先発・大瀬良大地投手(34)を強力に援護した。

 だが、頼みの右腕がピリッとしない。2回に4番・佐野からの連打で無死一、二塁とされると、8番・林の右越え2点適時打など5本の長短打を浴び、瞬く前に4失点。瞬間風速10メートルを越えたこの日の敵地・横浜で、完全に制球が甘くなった。

 歯止めの効かない大瀬良は続く3回も敵打線に捕まり、一死一、三塁から2者連続適時打を浴び、4―6と逆転されたところで、新井監督もたまらずベンチを出て、交代を告げた。

 結局、大瀬良は2回途中、8安打6失点でKOされ「ああいう形で(試合を)壊して、不甲斐ない」とうなだれた。後を受けた2番手・辻もDeNA打線のつるべ打ちにされ、4回までに2桁失点。敵打線に先発全員となる16安打を食らい、終盤の追い上げも及ばず、今季ワーストの11失点で対DeNA戦は昨季から9連敗となった。