中日は4日の阪神戦(バンテリン)に7―3で勝ち、10勝(20敗)に到達。先発したドラフト1位ルーキー・中西聖輝投手(22=青山学院大)は7回3安打3失点でプロ初勝利をゲットした。

 中日は3点を先制された直後の初回、カリステ、福永の連打で1点を返すと、続く村松は四球を選び無死一、二塁。ここで細川が右中間スタンドへ3ランを放ち4―3と逆転。「打ったボールはツーシームだと思います。しっかり振れる球を待っていました。ランナーを返せて良かったです」という4番の一発にドームのボルテージは一気にMAXとなった。

 初回二死満塁から前川に3点適時二塁打を浴びた中西だが、2回から7回までMAX151キロの直球と多彩な変化球のコンビネーションを武器に阪神打線を無失点。初めてのお立ち台で「初回の入り方に関しては反省点がたくさん出た。要所要所はしっかり腕を振って抑えられたのがよかったと思います。(細川の逆転3ランは)非常に興奮しました」と笑顔を見せた。

「自分が投げている試合の母親の顔を見ると一日でも早く勝たないと倒れてしまうんじゃないかと心配そうな顔で見られていたので勝ててよかったです」と安堵の表情を浮かべたドラフト1位ルーキーが「(ウイニングボールは)両親に感謝の気持ちと共に渡したいと思います」と語るとドームは大きな拍手に包まれた。