敗戦の中で高卒4年目の若竜がキラリと輝いた。中日の岡林勇希外野手(21)が2年連続でのリーグ最多安打へ向け、快音を響かせた。

 17日の阪神戦(甲子園)に「2番・中堅」で先発出場。初回無死一塁の第1打席で相手先発の西純から左前打を放つと、3回には先頭で左前打で出塁し、後続の4番・石川昂、5番・宇佐見の連打で生還した。

 さらに5回の先頭でも左前打を放ち、猛打賞をマーク。この日、2年連続でのシーズン100安打にリーグ一番乗りを決めた。「いい状態なのは間違いない」と手応えを口にしながらも「去年は去年、今年は今年なので、また一から数字を積み上げたい。まだシーズンは終わっていない」と気を引き締めた。

 チームは1―4で敗戦を喫して前半戦を終了したが、ここまでチームで唯一、開幕から全試合フル出場を続けている。「ケガは試合に出ている以上、つきものですけど、運がいいのか、分からないが、ケガなくここまできている。防げるけがは、しっかり防いで、あとは思い切ってやるだけ。まだ残り試合もあるので、満足することなく頑張りたい」と後半戦へ向け、意気込んだ。

 このまま順調なら2年連続で最多安打のタイトル獲得の可能性も十分あるが「個人(記録)は正直どうでもいい。チームとして若い選手が出ている中で、いい形というのもすごく出てきているので、そこは良かった。もっともっと引っ張っていかないといけないと思うので、そこはしっかりとやっていきたい」と腕をぶした。