ハプニングもなんのそのだ。中日のウンベルト・メヒア投手(26)が16日の阪神戦(甲子園)に先発し、6回3安打無失点の好投を見せ、今季2勝目をマークした。

 初回にいきなりハプニングが発生。先頭の森下を右飛に仕留め、一死を取ったところで審判からネックレスを外すように注意を受けた。メジャー時代から験を担いでつけていたゴールドのネックレスでメヒアは「外すといい投球ができない」と漏らしていたが、素直に従ってネックレスを外した。

 しかし、心配された投球に影響はなし。最速153キロの直球とスライダーを軸に虎打線から凡打の山を築いた。5回は二死満塁のピンチこそ招いたが、森下を左飛に打ち取ると、6回は中野を空振り三振、前川を中飛、大山も見逃し三振と中軸を3人で仕留めて、7回から中継ぎ陣へ勝利のバトンをつないだ。

幸運のネックレスなしでも好投したメヒア
幸運のネックレスなしでも好投したメヒア

 試合後、ネックレスについてメヒアは「審判が外せと言ったら外さないといけない。外してもバッターに向かっていけるように切り替えました」と冷静に話した。

 来日初勝利をマークした8日の広島戦(バンテリン)に続いて2連勝を飾り「心からうれしいです。今日は守備にもバッターにも助けられて2勝目を挙げることができた。本当にうれしい」と笑顔を見せる。

 甲子園初登板で4万2622人の大歓声にも動じることなく「スコアラーからいろいろとデータをもらって研究した。そのプラン通りにいったと思う。日本のファンは素晴らしい。この球場は本当に投げやすい」と感謝。後半戦に向けて「練習してきたことをマウンドでできるようにやっていきたい」と意気込んだ。