中日・細川成也外野手(24)のバットが火を噴いた。

 16日の阪神戦(甲子園)に「3番・右翼」で先発出場。相手先発の伊藤将から値千金の本塁打が飛び出したのは4回だ。一死から2ボール1ストライクの4球目、ど真ん中に入ってきた134キロのカットボールを強振すると、高々と美しい放物線を描いた打球は左翼スタンド中段に突き刺さり、先制の今季12号弾となった。

 これには細川自身も「しっかりとらえられた。今まで結構ライナーのホームランが多かったけど、久しぶりにきれいに上がったなと思いました。完璧でした」と自画自賛しながら振り返った。

 高弾道となった理由について「タイミングよく、バットの使い方も素直に出たのでは。練習から和田(打撃コーチ)さんには『スイングがあおってきてる』と言われていた。いい当たりも正面を突いたりとかが多かったので、少しコンパクトに、小さく使うイメージで練習している。今日もフライアウトが多かったので良かった」と納得の表情で力説した。

 初出場する球宴ではホームランダービーにも選出され「そこは期待しないでください」と苦笑しながらも「とても光栄なこと。去年までテレビで見ていたことが、まさか自分が出るなんて思ってなかったので。(他のメンバーを)見ましたけど、みんな今まで成績を残したり、今年もすごいホームラン打ってる人たちなので、出るからには負けずにやっていきたい」と腕をぶした。