奪三振よりも白星優先だ。中日・高橋宏斗投手(20)が14日、ナゴヤ球場で行われた先発陣の練習に参加。中9日で先発する15日の阪神戦(甲子園)に向け、万全な調整を行った。

 ここまで奪三振はリーグ4位の「85」をマーク。同僚の小笠原が「93」でリーグトップに立ち、DeNA・今永が「88」で同2位、阪神・村上が「87」で同3位とあって、今回の結果次第ではトップに躍り出る可能性も十分だ。

 しかし、高橋宏は「まったく気にしていない。慎之介さんと勝ち星を争っているならいいけど、あまり三振の数がどうとかはない。三振を何個取ったからといって勝てるものではないので。三振を取ろうと思ってマウンドに上がることはない。勝つことが一番大事」ときっぱり。奪三振争いに興味は示さなかった。

 前回登板した5日の巨人戦(バンテリン)で初回に先頭のブリンソンの打球が左足に直撃。その後、岡本和に痛恨のグランドスラムを浴びるなど、自己最短の1/3回4失点で無念の降板となった。それだけに「球自体はそんなに悪くなかったのに、早めにマウンドを降りて、中継ぎの人に迷惑をかけた。本当にふがいない投球だったし、あんな形でマウンドを降りる形になってすごく悔しい結果に終わった」とリベンジを誓っている。

 その上で前半戦ラスト登板に向け「(阪神は)首位のチームだし、しっかりと投げ負けないようにしたい。長いイニングを投げて、しっかりチームの勝ちに貢献したい」と腕をぶした。