中日が今季最多となる1試合3本塁打で11日のヤクルト戦(神宮)に5―2で勝利。5位・ヤクルトに0・5ゲーム差に迫った。

 チーム本塁打数が12球団ワースト(前日時点で33本)と慢性的な長打力不足に悩んでいた中日だが、この日は石川昂弥内野手(22)と細川成也外野手(24)によるアーチの共演が竜党を熱くさせた。

 口火を切ったのは石川昂だ。2回一死からヤクルト先発・サイスニードの内角直球を鋭く振り抜くと、打球は左翼席へ一直線。「打ったボールは抜いたストレートです。先制点取れて良かったです」という7号ソロで先制した。実はこの一発は球団通算9000号。「あっ、そうなんですか?知らなかったです」(石川昂)。

 1―0の6回には竜党が2度、大盛り上がりとなった。一死一塁から細川がスライダーを右翼席へ11号2ラン。「(先発の)柳さんが頑張っているので、追加点取れてよかったです」という細川の一発で3―0とすると、二死後、石川昂が今度は右中間へ8号ソロをたたき込んだ。「打ったボールはストレート。うまく捉えることができました」と、自身初のとなる1試合2本塁打でリードを4点差に広げた。

 4―2で迎えた9回にも福永の押し出し四球で1点を追加した中日がカード初戦の白星をゲット。ヤングスラッガー2人の一発攻勢で上昇気流に乗っていけるか――。