巨人の中田翔内野手(34)が8日のDeNA戦(東京ドーム)で、2年連続2桁到達となる特大の10号2ランを放った。

 打った瞬間だった。4点リードの5回一死二塁でガゼルマンの145キロ内角低めの直球を完璧にとらえた。打球は左翼のバルコニー席に飛び込んだ。確信歩きから背番号10はゆっくりとダイヤモンドを一周した。

 その飛距離に誰よりも驚いたのが、7日にプロ初の一軍昇格となったドラ1・浅野翔吾外野手(18)。ベンチで目を丸くすると、入った瞬間、両手を上げてバンザイ。プロの一線級の打球を目の当たりにした。

 中田翔にとっても6月16日楽天戦(東京ドーム)以来の一発。右足の状態が思わしくなく先発を外れる試合も増えていたが、前夜の2安打で復調の兆しを見せていた。

 原監督は「(中田翔は)いいね。こういうバッティングをしていたら本来の長打も出てくると思います」と話していたが、その〝予言〟どおりの一発となった。