大記録もまだまだ通過点にすぎないか。巨人の中田翔内野手(34)が21日に東京ドームでの全体練習に参加。あと3本に迫った節目の300号本塁打についての心境を語った。
この日はキャッチボールやフリー打撃のほか、サインプレーも実施。負傷していた右足の患部についても「もちろん100%ではないですけど、徐々に怖さもなく走れてきていると思うので悪くはないと思います」と、23日からのリーグ再開戦・広島戦(マツダ)に向けて入念な調整を行った。
交流戦では打率2割4分6厘、2本塁打、4打点とやや苦戦し「あんまり、やっぱり良くなかったですね。ちょこっとやりづらかったというか、チームに貢献したかったなっていう思いはあります」と振り返っていた中田翔だったが、リーグ戦再開後に大きく注目されるのは目前に迫った通算300号本塁打への到達だ。
プロ通算16年目での大台達成に大きな期待が高まっているが、当の本人は「どうなんすかね…。たかが300本。上にはたくさんすごい方々がいらっしゃいますし、自分自身の300号がすごいものだとは思ってないですし…」と謙遜気味。
日本球界屈指の大砲とは言え、チームの勝利のために「本塁打」よりも「打点」にこだわりを置いてきた男なだけに、あくまで豪快な一発は安打の延長戦にあるようだ。「長打って自然に出るものですね。今まで300近く打ってきているけど、本塁打を狙って打ったのは数えるくらい。反応で打てた本塁打の方がいいんじゃないですか」と意外な裏話も明かした。
和製大砲にとって、本塁打は調子を推し量るバロメーターにすぎない。好調な大将にさえ戻りさえすれば、偉大な記録にはあっという間に到達するはずだ。












