巨人は17日の楽天戦(東京ドーム)に1―2で敗れ、今季最長を更新してきた連勝が「6」でストップした。

 先発したグリフィンが7回2失点と粘投したが、この日は好調だった打線が決定力を欠き、反撃は大城卓三捕手(30)の10号ソロだけに終わった。大城卓にとっては3年連続となる2桁本塁打。巨人の捕手では2001年から18年まで、18年連続でマークした阿部慎之助(現ヘッド兼バッテリーコーチ)以来の快挙となった。

 大城卓のキャリアハイは昨季の13発。今季はシーズン23発ペースでアーチを量産している。さっそく原辰徳監督(64)からは「できるならもう少し。20本いってほしいね」と次なる大台到達を期待された。

 ただ、さらなる飛躍を誓って臨んだ今季はひょんな〝サボり疑惑〟から始まった。それは、春季キャンプでレギュラー陣にも課せられた早朝練習でのスイング数。3人1組に分かれて総数を競うものだったが、スイング数は各選手による自己申告だった。となると、必然的にチーム内に広まったのが〝不正疑惑〟で、真っ先に疑われたのが大城卓だった。

 練習を指揮した大久保打撃チーフコーチによると、すぐさま声を上げたのが小林誠司捕手(34)だったという。

「誠司が『大城は僕より休んでいるのに、僕が700スイングでアイツが1000なわけがない。数えてください』って」(大久保コーチ)

 真偽を確かめるには、選手に連続ティーをあげる裏方スタッフらを追及するしかない。もっとも、小林はチーム内屈指のいたずら好きとしても有名だけに、単純に大城卓をイジっただけの可能性もあるが…。

 何はともあれ、練習をおろそかにしていれば、ここまで継続して結果は残せない。「グリフィンを何とか援護してあげたかった」と振り返った一撃は、濡れ衣だったと証明する一発だったとも言えそうだ。