女子プロレス「スターダム」の「NEW BLOOD 9」(2日、東京・品川インターシティホール)で行われたフューチャー選手権は、極悪軍団「大江戸隊」に所属する16歳の王者・吏南(りな)がレディ・C(28)を退け、初防衛に成功した。

 163センチ、53キロの吏南に対し、レディは177センチ、67キロ。体格差で劣る王者は腕固め、ダイビングダブルニードロップで挑戦者の右腕に集中砲火を浴びせた。さらにヘビのように絡みつき、卍固めで捕獲。スタミナを奪いにかかった。

 レディのダイビンクネックブリーカー、チョークスラムでピンチを迎える場面もあったが、追撃を許さない。最後は必殺のハイドレンジア(グラウンド卍固め)で勝利を奪った。

レディ・C(左)からギブアップを奪った吏南
レディ・C(左)からギブアップを奪った吏南

 試合後はおもむろにマイクをつかむと「お前、この試合の前に『これが最後の挑戦』とか『父との約束で3年で芽がでなければやめる』とか言ってたけど、16歳の吏南様が教えてやるよ。結局、どうするか最後、決めるのは自分なんだよ、バカが! 3年でメイン張ってタイトルマッチして簡単にやめられるのか? 吏南はやめられねえよ」とレディに熱いメッセージを送った。

 さらに「次に挑戦したい人いる?」と呼びかけるや「クラブビーナス」の月山和香が登場。ただし、この日はタッグ戦でラム会長組に敗れているため、王者は「お前が挑戦したいの? いいけど、今日勝ってから来いよ!」と突っ込むことを忘れなかった。

 月山は「それは正論すぎて何も言い返せない…」とバツの悪そうな表情を浮かべながらも「ただ、私がデビューしたのは9月6日、苦労の日。私は苦労を積み重ねて、このフューチャーベルトを取るためにやってきた。だから苦労は報われるんだって世界中に証明してやるよ」と表明。

 すると吏南は「テメーだけが苦労してるんじゃねえんだよ。まあいいや、やってやるよ。この輝かしいベルトかけて戦いましょう!」と受諾し、大会を締めくくった。