西武が30日の阪神戦(ベルーナ)に1―3と敗れ、再び借金8。これで4月21日のオリックス戦(京セラ)から31試合、連勝から見放されている。
そんな中で、この日、気持ちを新たに奮闘していたのが「9番・中堅」でスタメン出場した若林楽人外野手(24)だ。阪神先発・村上から3回に2試合連続となるタイムリーを放ち、チーム唯一の得点を稼いだ。さらに塁上では再三のけん制を受けながら、今季3つ目の盗塁を決めるなど、3打数2安打1打点1盗塁とひとり気を吐いた。
若林にとってこの日〝5月30日の本拠地阪神戦〟はちょうど2年前、それまで44試合で20盗塁を量産していたルーキーの左ヒザに前十字靭帯損傷という悪夢が襲い掛かった日でもある。
「特に意識はなかった」という若林だが、長かったリハビリと苦悩を経て、再び5月30日に同じ場所、同じカードでケガをしたセンターのポジションに立ち、3本の飛球を捕球し近本の右中間三塁打を追い掛け、打球のカバーにも入った。
この日の2安打1盗塁について若林は「難しいですけど、シンプルに考えて試合に臨めてるかと思います。状況に応じて走れる時に走りたい。失敗も多いので、それを減らしていければ。けん制が多いので刺されないように。それだけを意識してやってます。交流戦になって、また新たな気持ちで取り組んでます」と振り返り、負け試合の中で新たなスタートを切った。












