格闘技イベント「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内アイスアリーナ)で極真世界王者の上田幹雄と対戦する関根〝シュレック〟秀樹(49)が激動の女子プロレス「スターダム」に思いをはせた。

 自らの試合を控えた関根は「DEEP TOKYO IMPACT 4th」(28日、東京・ニューピアホール)を会場で観戦。その後、取材に応じると、自身の試合に向けて「テーマとしては〝プロレス対極真〟です。過去にも『ウィリー・ウィリアムス対アントニオ猪木』とかあって。子供のころから『空手バカ一代』を読んで育ちましたから、思うところはありますよ」と意気込む。上田は2019年11月の「第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」で優勝し、16年ぶりに日本に王座を奪還した正真正銘の世界王者だ。それだけに「つい最近の王者である彼とやれるのがレスラーとして幸せです。クレベル(コイケ)対鈴木千裕が今のMMAなら、僕らは昭和から続く〝異種格闘技〟を表現したい。観客の方にもそれを予習してきてほしいですね」と笑顔を見せた。

 すると、関根は〝ここからが本題〟とばかりに「それにしても昨日(27日は)まさか!と思いましたよ、ええ」と目をぎらつかせる。関根が愛してやまないスターダムのビッグマッチとなった大田区総合体育館大会でワールド王者の中野たむがワンダー王者・白川未奈とのダブルタイトル戦に勝利し、史上2人目の赤白2冠王者になったことに興奮を隠し切れないのだ。

 関根は「正直、驚きましたね。ここからたむさんの防衛ロードがどうなるか…」と思案。そして「私が思うに、たむさんは不幸を呼ぶ女…というか不幸であってこそ中野たむだと思うんです。ジュリアさんに顔をボコボコにされたりとか、不幸が似合う。だけど今、2冠王者になったわけじゃないですか。ということはきっとこの後、とんでもない不幸を招くと思うんですよね。彼女はそういう星の下なので。コズエン(コズミック・エンジェルズ)も揺れているし、いろいろ大変なことになるのでは」と個人の感想を口にする。その上で「ここから半年はたむさんを中心にスターダムは動いていくと思うんですよ。その間、たむさんがどんな不幸を呼び込むのか。楽しみです」と不穏に話した。

 マット界きっての女子プロレスウォッチャー・関根による2冠女王・中野の見立てはなんとも不吉だが、はたして…。