WWEの〝キング・オブ・スタイル〟中邑真輔(43)が、闇落ち軍「ザ・ジャッジメント・デイ」の悪の連係に沈んだ。

 先週のロウでミズに快勝し移籍後初勝利を挙げたものの、闇落ち軍のフィン・ベイラーとダミアン・プリーストに因縁をつけられた。ラテン系超人気ラッパーのバッド・バニーに敗れたプリーストに対し、中邑はウサギのマネをしてあざ笑い、遺恨が生じていた。

 今週のロウ(ペンシルベニア州ハーシー)では、新日本プロレス時代からのライバル、ベイラーとのシングル戦だ。ゴングが鳴ると、グラウンドでじっくりと腕と首の取り合い。中邑はけいれん式ストンピングから延髄斬り、ボディーへのヒザ蹴り、スライディングキックで一気にラッシュし、エプロンでリング内のベイラーとエルボーを打ち合った。

 ここでベイラーのセコンド、プリーストが介入。レフェリーの死角をつき、エプロンの中邑の足を払って場外に落とし、ラリアートを打ち込んだ。中邑はこれでペースを奪われたが、エルボー連打からスライディングジャーマンで逆転。場外に下りると、プリーストを「カモーン!」と挑発した。怒ったプリーストの攻撃は回避して、リング内のベイラーにスピンキック、フェースバスター、ヒザ爆弾の猛攻だ。

 ベイラーのスリングブレイドこそ浴びたものの、ドロップキックからキンシャサを放った。だが、ベイラーはカウンターのフットスタンプ。すかさずコーナー上段からクー・デ・グラ(ダイビングフットスタンプ)を見舞うも、中邑はこれをかわしてベイラーの背後から蹴りを叩き込んだ。

 大チャンスに再びキンシャサ弾の体勢に入ったが、プリーストがベイラーを場外に引きずり出した。フィニッシュを邪魔された中邑は、エプロンを走ってプリーストにエルボー弾。さらにボコボコと殴りつけて、こん身のラリアートで場外バリケード越しに吹っ飛ばした。続けてプリーストに罵声を浴びせたが…ベイラーがその背後からドロップキック。不覚にもプリーストに気をとられた中邑はリング内に戻され、クー・デ・グラを食らって3カウントを奪われた。

 中邑は完全に闇落ち軍の勢いに飲み込まれた格好。ベイラーは試合後、自身のツイッターに中邑を下して高笑いする写真を投稿するとともに「センパイ ハハ」と記し、中邑を嘲笑した。果たして、中邑は悪のユニットにどう反撃していくのか?