巨人の若きエース・戸郷翔征投手(23)が〝バウアー狩り〟でのチームの連敗ストップを誓った。

 迎えるDeNA戦(9日、新潟)で2020年サイ・ヤング賞投手トレバー・バウアー(32)と投げ合う戸郷は8日、ジャイアンツ球場で軽めの練習をこなすと、午後に新潟入りした。

 戸郷は3日の広島戦(横浜)で来日初白星を挙げた助っ人右腕について「楽しみですよ。すごい活躍されている選手ですし、そんなに対戦できる機会はないと思ってたので楽しみですね」と笑顔を見せた。

 メジャー時代から注目してきたという戸郷は、150キロ後半の直球と多彩な変化球を操る右腕に「理想ですよ。それはサイ・ヤングを獲ってますから。その投手を見られるので楽しみです」と野球少年の目をした。

 一方で投手キャプテンとして、3連敗中のチーム状況も理解している。6戦連続で中継ぎが失点する〝魔の8回〟が続いているが「今年は(チームに)完投が1回もないので(中継ぎに)負担かけている部分は先発として申し訳ないと思う」と救援陣に頭を下げた。 

 先発ができる最大の貢献は、長いイニングを投げること。「ここ2試合、長いイニングを投げられてない。1試合でも完投すれば(中継ぎを)助けられると思うので、そこを目標に頑張っていきたいと思います」と今季初完投での4勝目と連敗ストップを誓った。

 そのためにはバウアーより先にマウンドを降りるわけにはいかない。DeNAとはここまで2戦で防御率1・35の好成績。3度目の対戦に「だいたいデータは入っているので、そこを自分の調子と合わせながらやっていければ」と自信をのぞかせた。

 4月11日の阪神戦(東京ドーム)でチームの連敗を5で止めた戸郷が、ビッグネームを相手に再びチームの流れを変えられるか。