全日本プロレスの〝極悪暴走男〟諏訪魔(46)が、因縁のノア・拳王(38)に王道マット出頭を命じた。

 春の祭典「チャンピオン・カーニバル」Bブロックで石川修司、芦野祥太郎、斉藤レイと勝ち点の首位で並ぶ諏訪魔は、最終公式戦(30日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)でレイと激突。ブロック突破をかけた極悪軍団「ブードゥー・マーダーズ」同門対決は大荒れの展開となった。

 序盤こそ肉弾戦が展開されたが、諏訪魔は場外での鉄柵攻撃を阻止された和田京平名誉レフェリーから厳しいチェックが入り、次第にイライラを募らせていった。

 9分過ぎには岩石落としを決めると、場外にエスケープしたレイを追撃。ここでも和田レフェリーは容赦なく場外カウントを入れたため、諏訪魔はしぶしぶリングに戻った。ところが…だ。レイから再び場外へ引きずり込まれてしまう。その間に和田レフェリーがカウント10を数え、両者リングアウトを告げるゴングが鳴らされた。

 規定により、諏訪魔、レイとも勝ち点を上積みできずに全日程を終了。直後の試合で石川との首位対決を制した芦野が勝ち点を10とし、ブロック突破が決まった。

 試合後、諏訪魔はレイとジュンの斉藤ブラザーズから「何で俺たちに黙ってノアに乱入したんだ?」と問いただされた。拳王&征矢学に流出した世界タッグ王座奪還を狙う諏訪魔は前夜、ノア後楽園大会に単独で乗り込み、拳王をラストライド葬。21日のノア神戸サンボーホール大会で諏訪魔&KONOの同王座挑戦が決まった。

 すると諏訪魔は「全日本プロレスは地獄に落ちているんだから、俺とKONOがいくしかないんだよ。ただよ、ベルト取ったあかつきには斉藤兄弟の挑戦を受けるよ。俺らで全日本のトップを争うのはどうだ?」と提案し、2人を納得させた。

 さらに優勝決定戦が行われる5月7日東京・大田区総合体育館大会のカードが空いたため「世界タッグの前に拳王、全日本に来いよ。俺らとやればいいじゃねえか。誰か連れて来いよ」とメッセージ。前哨戦として全日本マットでの対戦を呼びかけた。

「拳王、金剛、みんなまとめて地獄へ落ちろ!」と口走る極悪暴走男に拳王は応じるのか。