藤本政権としては2年目で初のBクラスとなる4位になってしまった。開幕5連勝スタートを切ったソフトバンクが5連敗と苦しんでいる。3カードの長期遠征は1勝6敗と厳しい結果に終わり貯金は1となった。藤本監督は「やり直しましょう」と立て直しを誓っている。
投打ともにチーム状況が急転した中で悪循環に陥っている。開幕5連勝の際は全員に勝ち星がついた先発陣も、一転して5試合連続で5回を持たない事態が続いている。当たっていた打線も直近5試合は9得点と沈んでいる。
先発陣に関しては不動のエースだった千賀が不在となったシーズンだ。飛躍が期待される大関、藤井らは経験も浅く、何とか形ができるまでは投手陣全体で踏ん張っていくしかないところ。
ただ、その一方で打線については、時として一振りで流れを変えることもある〝助っ人大砲〟の不在を気がかりな点として挙げる声が出ていた。
「極端な話、三振かホームランかで打率は2割3分でいい。僅差で負けている苦しい試合展開の時に、出会い頭でも一発で流れを変えられる存在が、いるのといないのとでは大違いでしょう。今は何とかなっても、夏場以降は大きいのがある外国人がいないと厳しい戦いになりかねないですからね」(チーム関係者)。
好打者が多いソフトバンク。ただ、主砲・柳田に待望の1号弾が出たとはいえチーム本塁打数はリーグワーストの8本だ。今季は3人の助っ人野手を擁しているものの、低調で17試合のうち外国人がスタメンに名を連ねたのは3試合しかない。
指揮官が4番候補に挙げたこともある長距離砲タイプ・ホーキンスは二軍スタートで苦しんでいる。アストゥディーヨも二軍再調整となった。メジャー実績抜群で唯一2年目のガルビスも23日のロッテ戦(ZOZOマリン)で初スタメンに起用されたが、いいところを見せられなかった。
長年、チームに在籍したデスパイネ、グラシアルを切って前に進んだシーズン。助っ人陣の〝一変〟はあるのか――。












