侍ジャパン・大谷翔平投手(28=エンゼルス)が先発する16日のWBC準々決勝イタリア戦(東京ドーム)への期待が高まっているが、視聴率にも注目だ。1次ラウンドの4試合は関東地区の平均世帯視聴率がすべて40%を上回るなど日本中が大興奮。イタリア戦では野球中継最高視聴率48・8%を記録した1994年10月8日の中日―巨人戦を上回る可能性もささやかれている(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)。

 では1次ラウンドの4試合で視聴者を最もくぎづけにしたのはどのシーンだったのか。まず初戦の中国戦(9日)の毎分最高世帯視聴率は午後8時49分の45・9%。4回裏、大谷がフェンス直撃の2点適時二塁打を放ち球場のボルテージが最高潮に達した後、さらにチャンスを広げ二死満塁での牧の打席(結果は遊ゴロ)だった。

 10日の韓国戦での毎分最高世帯視聴率は午後9時57分の50・9%で6回無死満塁から村上が犠飛を放ったシーン。ちなみに関西(50・6%)、名古屋(46・4%)、北部九州(49・0%)、広島(60・8%)もこの場面で毎分最高世帯視聴率を記録している。

毎分最高視聴率を記録した村上の犠打
毎分最高視聴率を記録した村上の犠打

 佐々木朗希投手(21=ロッテ)が先発した11日のチェコ共和国戦での毎分最高世帯視聴率は午後8時55分と56分の48・6%。4回裏二死二塁での山田の打席(結果は右飛)だった。

 そして12日のオーストラリア戦の毎分最高世帯視聴率は午後8時54分の47・7%。5回二死二、三塁で近藤が三振に倒れたシーンとなっている。

 16日のイタリア戦ではどんな場面が高視聴率を記録するのか。そして伝説の「10・8決戦」を超えて野球中継初の50%台となるか注目だ。