頼もしい限りだ。WBC日本代表は2日、中日とバンテリンドームで合同練習を行った。先月の宮崎強化合宿から打撃好調の近藤健介外野手(29=ソフトバンク)が、チームの予期せぬ緊急事態に存在感を増している。
近藤はこの日の守備で、左脇腹を痛めて故障離脱した鈴木誠也(28=カブス)が本職とする右翼の位置で生きた打球を処理。首脳陣が鈴木に代わる「右翼スタメン」のオプションをテストした形だ。すでに宮崎では「中堅」でのテストを終え、清水外野守備走塁コーチから「(左翼と右翼に的確に)指示も出してくれるし、見ていてドッシリ感がある。任せてもいいのかなという気はした」と合格点を与えていた。
この日の練習後、近藤は「(現時点で)両サイドを誰が守るのか分からないので、コミュニケーションを大事にしていきたいと思う。どっちを守ってもいいように、しっかり準備したい」と右翼守備にも意欲を示し、鈴木離脱の有事にも動じる様子はなかった。
「(代表に)来た時からいろんな場所を守ったり、いろんな打順を打つことをイメージして来た。戸惑いはないです」と語った近藤。宮崎での壮行試合で打率10割、出塁率10割と当たっている男が、窮地の栗山ジャパンで明るい希望となりつつある。












