ドラゴンゲート11日後楽園大会で行われた敗戦ユニット解散マッチは、YAMATO率いる「HIGH―END」が極悪軍団「Z―Brats」に敗れ、約2年の活動に終止符が打たれた。

 HIGH―ENDはYAMATO、ドラゴン・キッドの正メンバーに加え、助っ人の吉田隆司、問題龍と連合軍を結成。それでもシュン・スカイウォーカー、KAI、H・Y・O、ISHIN、B×BハルクのZ―Bratsとは4対5のハンディキャップ戦を強いられた。さらに吉田と問題龍の2人は早々に脱落し、圧倒的な数的不利に陥った。

 しかしこの大ピンチに、欠場中だったKagetоraが電撃復帰し試合に参加。息を吹き返したHIGH―ENDはKAI、H・Y・O、ISHINを失格に追い込む。その後はキッド、ハルク、Kagetоraと両軍に交互に脱落者が生まれ、ついにYAMATOとシュンのリーダー同士1対1の最終局面に突入した。

 ハルクのパウダー誤爆に乗じたYAMATOは全知全能のフランケンシュタイナー、ギャラリアと怒とうの猛攻を仕掛けていくが3カウントは奪えない。レフェリーの目を盗んだ敵軍セコンドの介入によって逆転を許すと、最後はラリアートからのSSW(変型ブルーサンダー)で3カウントを奪われてしまった。

 2021年2月の結成から約2年で解散が決定。リーダーのYAMATOは「こんなに結果を残せなかったユニットってディアハーツかディープドランカーズ以来じゃないですか。それもこれもYAMATOの不徳の致すところ。そういうのは感じるんでね。申し訳ない気持ちでいっぱい」とうなだれた。

 今後に関しては未定だが、団体内では世代交代も進んでいる。YAMATOは「僕が(最前線に)出ないっていうのが本来の姿だと思うんですよ。しがみつくつもりもないし。別に引退するわけじゃないけど、もっともっと若いヤツらが、またコロナ前みたいな勢いのあったドラゴンゲートを取り戻してくれると思うんで。僕も後押ししていけたらなと思います」と、本格的なユニット抗争からは距離を置くことを示唆。「これは一線を引くとかじゃないんで。今のユニットとかに関係なく、自由にやりたい。なんでプロレスラーになりたかったのかって言ったら強くなりたいからだし、プロレスラーって強いものだと思うから練習してきたし。本来の姿に戻るというか、年はとったけどまだまだ強くなりたいし、強さを求めていきますよ」と誓いを新たにしていた。