中日の和田一浩打撃コーチ(50)が14日、名古屋市内の球団事務所を訪れ、正式契約を結んだ。以下は記者会見での一問一答。

 ――正式にコーチに就任。今の気持ちは

 和田コーチ 覚悟をして返事をしてますので、今日だからというのはないです。

 ――球団とどういう話を

 和田コーチ 来年の話というか、若い選手に期待したいとか、僕はこう考えてますとか。とにかく点を取れる打線にしようという話はしてます。

 ――コーチの打診はいつ

 和田コーチ シーズン終盤に(立浪)監督から直接電話をいただきまして。1週間ぐらい時間をもらって返事をしました。ユニホームを脱いでから、プロ野球の世界には戻らないなと何となく思っていたので、現場に戻るのは覚悟も必要だった。

 ――立浪監督は現役時代どういう存在だったか

 和田コーチ 経験が豊富な方。気持ちが前のめりな感じで(FAで西武から)ドラゴンズに来たんですけど、結果が出ないときにゆっくり、のんびりという言葉をかけていただいてすごくやりやすい環境を作ってもらった。

 ――監督としての印象は

 和田コーチ 今年1年、解説者として見てたんですけど、打てないというところで点をどう取ろうか試行錯誤して動かれていた。点を取らなきゃ勝てないというのが見えたとは思いました。

 ――外から中日打線をどう見ていた

 和田コーチ 打線として機能していなかったというのは感じてました。単純に速いボールを打てる打者がいなかったのではないか。今の野球は投手のスピードが上がっている。そこに打者が追いついていないんじゃないかなと感じてます。ドラゴンズ打線の一番弱いところは間違いなくストレートが打てていないところ。いかにストレートを打つ技術を身につけるかが課題じゃないかなと思います。

 ――コーチの理想の形は

 和田コーチ 理想は〝教えない〟こと。こうしなさいよというのを言わない。だけどその選手に合った打撃に導けるのが理想です。ただ年齢や立ち位置によっても違う。いろんな段階の選手がいるので、僕自身も選手によって立場を変えていかないとと思います。僕自身いろんな指導者の方に指導を受けてきました。きっかけというものはたくさん作っていただいた。最後は自分自身がそういったものを見つけないといけない。自分が理解して練習して実践に生かさないと身につかないと感じてきている。

 ――ファンは和製大砲の誕生を期待している

 和田コーチ そういったポテンシャル能力を持った選手はいると思います。ただ短期間でなれるとも思っていないです。優勝しなければいけないというのもあるし、ドラゴンズの看板をしょっていける選手も育ってもらわないといけない。すごく難しい部分。監督の考えと照らし合わせながら、粘り強く取り組んでいきたい。

 ――石川昂や鵜飼が期待されている

 和田コーチ 本人たちも期待されているのは十分感じてますし、プロの世界でやってみて壁も感じていると思う。その中でどう自分が進化してレベルアップしていかなければいけないのかというところで今、悩んだり葛藤していると思う。そういうところで一緒になってアドバイスだったり 意見交換をしていい方向にもっていかないといけないと思います。

 ――来季の意気込み

 和田コーチ 立場上、点を取れる打線にしなきゃいけないというのが一番。ここで1点というシーンがシーズンでかなりたくさんあるんですよね。もちろんたくさん点を取れるにこしたことはないんですけど、大事なところで点が取れる打線になるように頑張っていきたいです。

 ――新外国人アキーノ、アルモンテの印象は

 和田コーチ アルモンテは技術が高い。彼の場合はケガが(心配)。ただ日本の野球のスタイルをわかっているので期待しています。ウインターリーグの映像を見ても体がシェープアップされていて動ける感じに見えた。すごくやってもらいたい選手。アキーノに関してはホームラン、打点が求められる選手。ただ空振りが多いという情報も入っているのでどれだけ日本の投手のボール球をがまんできるか。30本近いホームランを打ってほしい。

 ――ビシエドの伸びシロは

 和田コーチ たくさんあると思います。今の数字で満足しているのか話をしてみないとわからないが、今年、一昨年のスタイルであったら、(チームから)求められているものが違うと思う。そういったところは彼自身にも変わってもらいたいとすごく感じてます。ビシエドには長打を求めてほしい。