阪神は21日、今月2日から行っていた高知・安芸での秋季キャンプを打ち上げた。

 岡田彰布新監督(64)のもと、5年連続のリーグワーストだった失策数の減少にむけ内野守備の強化や、投手陣には毎日のブルペン入りを奨励。すでに17年と長らく遠ざかっている「アレ(優勝)」を達成すべく、徹底した反復練習で、紅白戦など実績形式のメニューにはあえて手をつけず、来季を戦ううえでの土台作りに重きをおいた。

 2日から3週間にわたるキャンプを終えた指揮官は「阪神タイガースは安芸が原点かも分からない。ここからキャンプというか、スタートできたのは良かった」と15年ぶりに阪神の監督に復帰してのキャンプを振り返ったほか、最も力を注いだ二遊間を中心とした内野守備力の強化の手応えについても言及した。

 この日は守備はシートノックを行ったのみだったが「今日の動きを見ても、外野のスローを見てもやっぱり、カットに投げる速さとかね、いろんな面で強いボール、だいぶ違っていると思うし、見た目にも全然違う。やっぱりそれは、反復練習というか積み重ねもあるし。思った以上にここまで来た」と予想以上の手応えを得た模様。

 収獲たっぷりの3週間に「コーチもね、一、二軍振りわけするの大変。そういう意味でも実戦で今度ね、結果を出していく形をとっていきたい」と、来春の沖縄・宜野座キャンプが待ちきれない様子だった。