10月1日に死去した〝燃える闘魂〟アントニオ猪木さん(享年79)の追悼興行「INOKI BOM―BA―YE×巌流島」が、12月28日に東京・両国国技館で開催されることが正式発表された。
発表の場は公式ユーチューブチャンネル「アントニオ猪木『最後の闘魂』」。同チャンネルは猪木さんが亡くなった後も大きな反響を呼んでいる。亡くなる10日前の9月21日に撮影した「最期の言葉」動画では、ベットの上に横たわりながら「見せたくないでしょ。こんなザマを。普通は。でもしょうがない」などと語り、闘病中の姿を披露した。これが死去当日に公開されると、後編の「アントニオ猪木からのサプライズ」を合わせ、1か月間で何と計1000万回再生を超えた。
猪木さんの〝生涯最後の仕事〟は見事にバズったが、その撮影ではこんなことがあったという。関係者によると、撮影は都内にある猪木さんの自宅の応接室で行う予定で、撮影スタッフは自宅に入り、手の消毒などをして準備を始めていた。猪木さんの身の回りを世話するスタッフから「猪木さんが呼んでいます」と声をかけられると、猪木さんは応接室ではなく、なぜかベッドに横たわっていたという。
撮影スタッフは慌ててベッドのある部屋で準備を開始したというが、猪木さんは自らベッドに横たわり、闘病中の燃える闘魂を〝演出〟したとみられる。動画後編の最後には、晩年に「ガリガリ」と呼び捨てるほど愛し、〝最後の晩餐〟となった赤城乳業のアイス「ガリガリ君 ソーダ味」を食べる場面があり、これも応接室で帰り支度をしていると「猪木さんが呼んでいます」と声をかけられ、撮影したものだという。
休止していたユーチューブの撮影再開は、猪木さんたっての希望だった。「見せたくない」と言いつつ、しっかり自分をプロデュースするプロ魂。関係者は一様に「やっぱり、猪木さんはすごい」と〝最後の仕事〟ぶりにうなった。












