阪神・岡田彰布新監督(64)が虎ナインへ珍打撃理論を授けた。
秋季練習(甲子園)2日目となった25日の全体練習終了後、岡田監督は全野手陣をグラウンド上に集合させ、輪の中心でバットを手に実演しながらの打撃教室を開講。「スタンスの構え方とかな。(昨季までの)1年間(評論家として)スタンドから見てて『もうちょっとこういうふうにやったらいいんじゃないか』っていうのはあったし。右ピッチャー、左ピッチャーでボールの軌道とか全然違うから、対応するにはちょっとスタンスを変えるとか、自分で体の向きとかな」(岡田監督)。打席内での軸足の使い方や体の向きの工夫について約10分間、アドバイスを施した。
今季も慢性的な得点力不足に苦しんだ虎打線は、球速150キロを超えてくる速球派投手を特に苦手にしていた。「タイミングがな、みんなボールのポイントが近すぎるな。半分近いよ。フライアウトが多いのは、差し込まれて何もできないから。細工もできないということや。真っすぐに弱いのは、一番致命傷やんか。だって真っすぐが一番ぎょうさん投げるでピッチャー。それは一番致命傷やん、確率的にも」との見解を示した指揮官は独自の言語感覚を駆使し、以下のようにナインにアドバイスを送った。
「俺らが昔野球を始めた頃は、雨降りで傘さしたところで構えろって言われたけどな。一番楽なところで構えてるから、一番速く楽にバットが出るっていうかな。下半身はどうするんですか言うたら、立ちションする格好でやれ言うてな。力が一番抜けてるってところでな」。
着任早々〝立ちション〟というパワーワードも交え、自身の考える理想の打撃スタンスを端的に説明した百戦錬磨の老将は「立ちションしたらあかんもんな。今あかんな。女子野球あるから、立ちションとか言われへんな」とニヤリ。猛虎打線復活へ並々ならぬ意欲を示した。












