新天地で〝覚醒〟なるか。阪神は日本ハムからトレードで獲得した渡辺諒内野手(27)、高浜祐仁内野手(26)の入団会見を23日に行い、背番号(渡辺=25、高浜=43)も発表した。渡辺諒が2019年に132試合、高浜も21年に107試合と、ともに主力級として働いた年次もあり「右打ちの野手」を今オフの補強ポイントに挙げた岡田彰布新監督(64)にとっても期待の新戦力だ。
日本ハムOBで15年から3年間、二軍監督として彼らの〝上司〟でもあった田中幸雄氏(54=評論家)も「心機一転、これまでの〝殻〟を破る活躍を見たい」と新天地での飛躍を期待するひとり。近年はコンスタントに結果を出せなかったが「阪神なら…」の期待もあるという。その鍵を握るのが、今季も本拠地・甲子園を中心に12球団トップの主催試合平均3万6370人の動員力を誇る熱烈な虎党の大観衆だ。
「私の現役時代は大半が、あまりお客さんの入らなかった東京ドーム。晩年に交流戦が始まって、巨人や阪神のセの人気球団と試合をして感じたのが『ああ、巨人や阪神の選手はやっぱり受けるプレッシャーが違うな』と。これだけの大観衆の前で毎日、見られながらやると、さらに野球がうまくなったかもって。プラスに考えれば、プレッシャーに強い選手になれるということ。精神的にもひと回りたくましくなれるチャンス」(田中氏)
この日、12球団一熱狂的とも言われる虎党について2人は「(日本ハム時代)交流戦でやらせてもらった時にすごいプレッシャー、圧を感じましたし、それをホームにして戦えるのはすごく力になります」(渡辺諒)「すごく熱狂的なファンが多いので、そういうのを力に変えて頑張っていきたい」(高浜)とコメント。聖地の大声援を自らのパフォーマンスに転換できれば、2人にとっても新天地は野球人生のいい転機となりそうだ。












