岡田新政権を支える首脳陣が続々と所信表明―。22日、阪神は西宮市内の球団事務所で、和田豊二軍監督(60)、嶋田宗彦バッテリーコーチ(60)のコーチ就任会見、水口栄二打撃コーチ(53)、馬場敏史守備走塁コーチ(57)の新入団&コーチ就任会見を行った。

 8シーズンぶりにユニホームに袖を通すことになった和田二軍監督は、就任のきっかけとして、岡田彰布新監督(64)から電話で、二軍監督就任の打診が直々にあったことを明かし「いつまでネクタイしとんねん!」と現場復帰を要請され「もう多くを語る方ではないので。十分に気持ちは伝わりました」と即答で決意したという。

 12~15年まで一軍監督も務め、退任後のはSA(シニアアドバイザー)やTA(テクニカルアドバイザー)など、フロントの要職に就き、現場復帰は8年ぶり。球団では過去に一軍監督経験者が二軍監督に就任した例は初となる。

 岡田新監督の「守備重視」のチーム作りの基本指針にしていく方針には「私もまったくの同感でそのように思います」と同調し「小さいことの積み重ね、基本の積み重ね反復練習が大事」と一、二軍で歩調を密にし、育成に取り組むという。

 新二軍監督はさらに「『心技体』という言葉がありますけど、まず〝体〟ですね。今は投げるほうでも、150キロの時代になってますので、150キロを投げられる体、打ち返せる体をまず作る、そのうえで技を磨く」と基本的な育成方針の心得を披露し、この要素に「頭脳」を追加するという。

 「野球頭脳ですね。一軍に行くとどうしてもデータを分析したり、配球を読んだりというところが、すごく大事になってきます。そこら辺を一軍に行ったときに困らないように、ファームにいるときから少しずつやっていければ」と〝考える野球〟の重要性も若虎に植えつけていきたいという。

 また、背番号も発表され、和田二軍監督が86、嶋田バッテリーコーチは83、馬場守備走塁コーチは81、水口打撃コーチは73に決まった。