オリックス・中嶋監督がヤクルト撃破に向けて「楽しみながらのチャレンジ」を掲げた。日本シリーズ開幕を翌日に控えた21日、チームは神宮球場で全体練習。投手陣も打撃練習に取り組み、笑い声が出るなどリラックスムードでメニューをこなした。

 いつも通りのオリックスの空気の中、中嶋監督は「いよいよ始まりますし、楽しみの方が多い。ヤクルトは打力、投手力とバランスのいいチーム。去年負けてますし、交流戦でも負けている。本当に強いチームと言うイメージしかない。チャレンジするしかない。やり返したい気持ちはあるけど、みんな元気に楽しくぶつかってくれたらいい結果になるんじゃないか。期待してます」と目を輝かせた。

 大事な初戦はエース・山本に託す。「初戦だけじゃなく全部取りたいですよ。地に足をつけた思い切ったプレーをできるのが大前提。それを初戦から出せばいいことが起きると思う。普段通りの投球をしてくれたらと思う」と信頼は揺らぎない。

 経験の少ないリリーフ陣には「経験のない投手たちが普段通りにやれるかどうか。これまでよかったけど、日本シリーズで変わる可能性もある。その緊張感も楽しみながらケアしていきたい」としながらも「意外と普段通りにやれそうな気もする。もっと思い切ってやれそうな気もする」とニヤリ。大舞台でもシーズンと変わらぬ躍動を信じている。

 1996年以来の頂点へ待ったなし。「チャンピオンチームにぶつかっていきたい。熱い戦いを期待してほしい」と力を込めた。