カブスのPCAことピート・クロウ=アームストロング外野手(28)が自らの失態を帳消しにしてヒーローとなった。4日(日本時間5日)の本拠地アスレチックス戦は3点を追う9回の土壇場、ハップの適時二塁打で2点差とすると、バレストロスの適時打で1点差。続く鈴木、スワンソンの連続安打で同点とし、最後は二死一、三塁からPCAが右前にサヨナラ打を放ち、7―6と劇的な逆転勝利を収めた。
地獄から天国のような場面の主役を演じた。2点を先行された6回、二死二塁からランゲリアーズの打球がPCAの待つ左翼を上がった。平凡なフライを思いきや、PCAがボールを見失い、お手上げ状態で立ち尽くす間にボールが後方に落ちた。中堅があわててカバーに走ったが、打者走者はホームを駆け抜け、2点ランニングホームランを許してしまっていた。
守備の失態をバットで取り戻すしかない。値千金の一打でミスを帳消しにしたPCAは「僕らは1年を通して戦い続けている。ここ数週間も戦い続けてきた。こういうことこそ、僕らが本来できる力なんだ」と胸を張った。照明が重なったという6回のプレーについては「どうしようもない気持ちだった。球場に自分1人だけのような気がした。どうすることもできないし、それを受け入れて生きていくしかない」と地元メディア「マーキースポーツ・ネットワーク」に興奮気味に話した。












